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第194回 <大学受験のパートナー 有力予備校徹底比較⑤ 武田塾編>

塾選び方法

皆さん!こんにちは!いよいよ大学受験2021も最終コーナーを迎えています。いよいよ受験学年となる現2年生(新3年生)は正に最前線に乗り出すことになりますし、捲土重来を期して再挑戦を志向する現3年生も思いを新たにしていることでしょう。いずれにせよ第一志望突破のためには長期戦を一緒に伴走してくれるパートナーが必要です。それが予備校なのです!!とはいえ世の中に予備校は数多あり、玉石混交と言ってもよいでしょう。間違ったパートナーを選んでしまっては第一志望は絶対に突破できません。そこでどの予備校が自分に最適なのか判らないという生徒さんのために、今回から当ブログでは各有力予備校を完全解剖して参ります!!

武田塾は「自学自習」の塾です

武田塾のコンセプトは「授業をしない塾」です。それでも毎年難関大学へ逆転合格者を輩出し続けています。

では授業をせずに一体何をするのか、、、参考書を使った「自学自習」のやり方を徹底的に教えているのです。

授業をしなくて大丈夫なのか?これが大多数の皆さんが疑問に感じるところだと思いますが、武田塾は授業が無駄だと考えているので授業をしないのです。

皆さんは、日本の中学校や高校で1年間に何時間授業を実施しているかご存じですか?答えは約1000時間です。もしあなたが4月から高校3年生になるとすると、中1から高2までの5年間で既に5000時間の授業を受けてきたことになります。5000時間というとてつもない時間を授業に割いた結果として学力充実や成績向上といった最終目標は達成できたのでしょうか?

成績アップの前提が授業という事ならば、クラスメイトは全員が同じ条件の下で授業を受けている訳ですから結果として同様の学力を獲得していなければ矛盾が生じます。しかしながら現実には、ほんの一部に成績優秀者が存在する一方で、大多数の方が成績不振に苦しんだり、学力に不安を抱えているのです。

成績が良い人と悪い人の差

繰り返しになりますが、皆同じ条件の下で膨大な授業を受けてきたのです。ではこの成績の違いはどこから来るのでしょう。答えは「自学自習」なのです。成績優秀者は勉強の本質を理解していて「自学自習」を実践しています。授業で聞いたことを元に、復習や演習に取り組んでいます。たとえ授業の段階で理解が不十分だとしても、参考書を活用し自律的に理解を深めることが出来ます。

一方、成績が悪い方は授業を受けっ放しのままで復習を怠るので、一時的に理解出来ても定着しないのです。たとえ定期テストを直前の暗記で乗り切ったとしても、時間が経てばこれも消えていきます。

なぜ「自学自習」なのか?

ではこの成績差を埋めるためにはどうしたら良いのでしょうか?仮に授業が本当に必要なら、これまでの5000時間分の授業を受け直さなければならないという事になりますが、そもそも不可能なことですし無意味です。唯一の正解は「自学自習」です。

「自学自習」の最大のメリットはスピードです。武田塾のルートには数多くの参考書が採用されていますが、英語ルートの一番始めの参考書は「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」になります。中学英語段階から共通テストレベルまでの文法基礎知識が分かりやすく網羅されており、勉強が習慣化されていない方にもとっつきやすい1冊です。

この参考書は全26章で構成されています。これを「自学自習」で進めていくと1日3章を4日間進めた後2日間の復習日を確保するとしても約2週間強で制覇することが可能です。5000時間かけて開いてしまった差を2週間強で克服することが可能になると理解してください。

成績の悪い人、伸び悩んでいる人の共通点

1.勉強習慣がついていない
2.勉強法が分からない
3.どのレベルから手を付ければ良いのかわからない

という点に集約されます。武田塾ではすべての科目において、初学者から早慶東大レベルまでの参考書を難易度準・分野別に一覧化しています。この一覧表を武田塾ではルートと呼び全受験生の羅針盤としています。これに加えて全ての参考書に関する勉強法も具体的に指南した上で、日々の勉強のペース配分や復習日までもデイリーベースで管理していくのが武田塾の勉強法になります。従って無駄な時間や遠回りな努力を全て排除し、最も効率的に志望校突破準備が出来ることになります。

勉強を難しく感じる理由

集団授業のペースを握っているのは講師です。故に分からない所があっても、自分に合わせてもらうことは不可能です。そしてその分からない部分をほとんどの方が分からないまま放置してしまうのです。これが学力差の最大要因です。結果として、これを繰り返していく事で分からない部分が累積されていき、必然的に成績不振が増幅していきます。講師主導の授業レベルはどんどん難化していくのに自分のレベルは停滞したままでは、焦りがつのるだけで前向きなやる気など無くなっていくのが自然でしょう。

このような事態に際して、最も行われるのが現在授業で採用されている参考書や問題集に取り組もうとする努力です。気持ちは分かるのですが、これこそが大きな間違いの始まりと言ってよいでしょう。少し考えれば誰でも分かります。そもそも今の授業についていけない現状がある訳ですから、今の授業に則した参考書や問題集に取り組んでも出来るはずも無く、ますますやる気と自信を失ってしまう悪循環です。

自分に合ったレベルからの再スタート

過去の授業の中で、残念ながら自分が取りこぼしてきた部分の理解をクリアしない事には先に進めないのです。この事実に目を背けたり、無視して先に進もうとしても、勉強はただ辛く困難な作業となってしまうのです。

自分の現状レベルに合致した参考書から第一志望校のレベルまで一冊一冊積み重ねていく事のみが、成績向上並びに学力充実への最速の近道だと武田塾は考えています。

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