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第12回 仮定法について終盤

皆さん、こんにちは!!いよいよ「仮定法」も終盤です。

 

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「仮定法」の95番~98番、100番を解説していきます。

前回のブログでは99番が「仮定法」と「倒置」のダブルテーマで重要問題だと解説しましたが。やはり、「仮定法」に「倒置」は付き物なんですね。

 

まずは、95番から98番までを解説します。

95番から98番までも接続詞ifを省略して倒置形態をとる問題です。ただしこれらは99番と違って慣用表現ではなく、一般表現なので登場回数もぐっと増える事になります。

 

長文読解でもこの倒置形は、ごく自然にさらりと出てきます。前々回のブログでも書きました通り、元々が方程式的に覚える事を推奨されている基本構造を「仮定法」は持っているので、正確な語順を問われる整序問題で最も出題され易いテーマなのですが、方程式の中に必ずあるはずのifが見当たらないと途端に「仮定法」だと認識できなくなる受験生は決して少なくありません。これではセンター試験対策も覚束ないのです。

 

続いて、100番を解説します。

100番を見てください。主節の後で倒置の条件節が続いている問題です。解説文をそのまま転記しますね。

「ifを省略して倒置形で表した条件節が主節の後で用いられるパターンは、英文読解の上でも極めて重要。」とあります。

全くこの通りなのです。「仮定法」=ifだとばかり思いこんでいると偏差値は頭打ちになります。長文読解においては整理⑩、⑪の方程式通りに出る事の方がむしろ少ない程なのです。

 

基本の方程式の上に倒置の応用力を磨くことが「仮定法」攻略の王道です。

 

問題は95番から100番までのわずか6問です。心配することはありませんよ!!

 

ここさえ押さえてしまえば、長文読解力の精度が高まり、穴埋め問題と整序問題でも恐れることは無くなります。春以降に取り組まなければならない長文対策をスムーズにするためにもここで踏ん張ってください。

 

次回は「仮定法」の残り問題から重要な問題をピックアップします。

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