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第171回 「いまさら誰にも聞けない 入試当日の過ごし方 ③」

休憩時間

皆さん!こんにちは!いよいよ難関大学の入試がスタートしましたね。長かった受験生生活の苦労を思い返すと、どうしても失敗したくないという心理が働くのは当然の事です。その結果、過度の緊張状態となり、実力の半分も出し切れなかったという事例は枚挙に暇がありません。特に難関大に挑戦する場合、学力的にほぼ互角に仕上がっていても合否が分かれるケースが目立ちます。いったい何故なのでしょうか?私見ですが、合否を分けているのはメンタル・体調・問題の見極め等々学力以外の要素だと考えて良いと思います。学力試験なのに学力以外の要素がより優位な決定要因になっているという事実は、本当に皮肉な事ですが、総合力が問われていると理解すれば納得がいく事だと思います。

意外と長い休憩時間

難関私立大学の大学入試タイムスケジュールは、午前に90分から2時間程度の英語、昼食休憩を挟んで午後に国語・地歴の2科目と言うのが典型的なパターンとなっています。頭に入れておかなければならないのは、休憩時間の長さです。一般的に昼食休憩は1時間半、そして午後の休憩が45分から1時間となっているケースが多いようですから、模擬試験の時よりもずっと長いですね。只でさえ緊張している中においては、一層長く感じられるのではないでしょうか?

音楽・慣れた参考書・仮眠

休憩時間中はあちらこちらから、前の時間帯に実施された科目の内容に関するトークが聞こえてきます。「あの問題の選択肢は引っ掛けだったね。」、「思ったより簡単だったよ。」等々といった調子です。そういったトークに耳を貸してしまうと、無難にこなしたと感じている場合でも、思わぬ失点に気付かされたりして心が乱れるものです。こんな時はお気に入りの音楽を聞きながら自分の世界に没頭する事をお奨めします。そして慣れた参考書を振り返りながらイメージトレーニングを繰り返してください。また、中には15分程度の仮眠を取る事で頭をリフレッシュする猛者もいるようです。特に、お昼休憩は長いので昼食を済ませた後は気持ちをリラックスさせてウトウトするだけでも午後の効率がグンとアップしますよ。

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