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第155回 「2019大学受験から何を学ぶか? ④ 人の行く裏に道あり花の山パートⅡ」

志願する学生

皆さん!こんにちは!!いよいよセンター試験まで2カ月、大学受験本番まで3カ月を残すのみとなりました。いよいよ最終コーナーですね!各大学の入学試験日程も出揃い、具体的な日程作成に取り掛かっている受験生も多いと思います。このタイミングで、2019年度の大学受験を今一度振り返り、2020年度に活用できるポイントを探っていきたいと考えています。今回はその第4回です。

人の行く裏に道あり花の山

前回は全国模試の合格判定ラインをベースにして各グループの志願者並びに合格者の前年度対比指数を分析しました。そこから分かったことは、最難関Aグループにおいて「志願者増加率<合格者増加率」、一方Eグループにおいては「志願者増加率>合格者増加率」という二極化の構図でした。言い換えれば、合格者絞り込みのスパイラルの中でも勇気を持って難関に挑戦するものが報われ、萎縮して付和雷同した者が激戦の憂き目に遭うと言えるでしょう。今回はこの現象を合格倍率から再検証してみたいと思います。

勇気と努力を兼ね備えた者が報われる

文系最難関のAグループを見てみましょう。2018年度の5.7倍から2019年度は5.3倍と競争が軟化しています。また文系全体では4.2倍から4.4倍へと微増でとどまっています。更にEグループではそれぞれ2.0倍から2.7倍へと急伸している事を勘案すると難易度の低い大学ほど競争激化の波に翻弄された一方で、最難関大学は門戸が広がっていたという事が解ります。

理系学部はどうなったのでしょうか? 文系同様に最難関Aグループは5.7倍から5.2倍へ競争は難化する一方で、Eグループでは1.8倍から2.1倍へと競争は激化しています。理系全体の競争倍率が3.6倍と横ばいであったことを考えますと、やはり「何とかしてどこでも良いから合格を」といった逃げ腰の姿勢では、結局逃げ切れないという事に繋がるのではないかと分析されます。

受験生の皆さん!!武田塾で実力を磨き堂々と難関へ挑戦しようではありませんか!!

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