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第144回 「来年度に向けた注目すべき新しい動き⑤隔年現象」

皆さん!こんにちは!前回に引き続き来年度決戦に目を向けた最新情報を分析していきたいと思います。今回のテーマは「隔年現象」です。

首都圏私立大学受験もほぼ終了し、後は早慶の合格発表が大きなイベントとして残っているのみとなりました。定員管理厳格化の流れの中で注目されていた各大学の志願者数の動向を改めて振り返りたいと思います。

昨年はMARCHの合格レベルが一気に難化しましたので、これを敬遠し日東駒専に人気が集中すると予想しておりましたが、意外な事に現時点で昨年の志願者数を上回っているのは専修大学のみとなっています。一連の不祥事で日本大学が不人気となるのは予想通りでしたが、東洋大学・駒澤大学まで伸び悩んだのは何が原因だったのでしょうか?

生徒

原因は「隔年現象」であると分析できると考えております。昨年度、東洋大学・駒澤大学共に大きく志願者数を伸ばした一方で、実は専修大学は志願者数を落としておりました。前年度人気を集めたところは激戦となり、その翌年は敬遠され、逆に前年度不人気だったところが穴場として翌年注目を集める傾向にあるようです。

この現象の下で、来年度のMARCHの志願者動向を予測してみたいと思います。今年度大きく志願者を伸ばしたのは中央大学です。国際情報学部を都心キャンパスに新設したことで一気に人気が高まったようです。一方でライバルと位置付けられる、青山学院大学・法政大学・立教大学は志願者数を減少させました。この流れからすると、来年度は中央大学の人気が一服し、ライバル大学群に志願者が流れそうです。

勉強中

いかがでしょうか?あくまでもマクロ的な推測になりますが、志望校選定のご参考になれば幸いです。

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