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第143回 「来年度に向けた注目すべき新しい動き④併願テクニック」

皆さん!こんにちは!前回に引き続き来年度に目線を併せた最新情報を分析していきたいと思います!今回取り上げるのは「併願テクニック」です。

確実な合格を確保するのであれば、第一志望大学よりも2段階ほどレベルを下げた大学を併願していかなければならないのが、ここ数年の首都圏私大入試の鉄則です。何故なら定員管理厳格化のあおりで合格者を大幅削減を実行した当然の帰結として、入試偏差値が顕著に上昇した大学群が存在するからです。

今後もこの傾向は続いていくと想定されますが、その中で志望大学のホームページに公開されている定員超過率は必ずチェックしてください。例えばA学部の入学者が定員に対して1.2で、B学部が1.0ならば、翌年度の入試においてA学部は合格者の絞り込みに取り掛かる可能性が大きいため、番狂わせに飲み込まれる事を覚悟しなければなりません。

ノート

しかしながら一方で、センター利用入試は見た目以上にメリットがあります。まず合格者数の多さです。発表上の入学定員はかなり少なく設定されていますが、実際に合格を許可されているの数は意外にも多いのです。何故なら大学側から見れば、一般入試で実際に大学まで足を運ぶ学生はそれなりに入学意志が高いと判断する一方で、実際に大学に足を運ばないセンター利用入試の生徒は第一志望を他大学としている確率が高いと想定し、多めの合格者を出す傾向が高いのです。

加えて、センター利用入試の合格最低点はほとんど変動が無いと言われています。どれだけ得点すれば入学できるのかが具体的にイメージしやすいのもメリットと考えられます。

ノート

昨年、頻繁に確認された「全落ち」を避けるためにもセンター利用入試の特質を理解した上で、積極的に活用してもらいたいと考えています!!

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