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第141回 「来年度に向けた注目すべき新しい動き②新グループRJK」

皆さん!こんにちは!前回に引き続き、大学序列変化に伴う新しい大学群の括りを紹介したいと思います。

まずは伝統的な括りを振り返りましょう。首都圏で大学グループと言うば、早慶上理・MARCH・日東駒専・大東亜帝国などが真っ先に頭に浮かびますし、関西では関関同立や産近甲龍でしょう。

明治大学

しかしながら、これらのグルーピングがなされてから50年前後が経過しており、広く世の中に定着してはいるものの昨今の新しい動きを正確に反映しているとは限らないようです。その代表例が前回取り上げたSMARTです。早慶上理でも無く、MARCHでも無い新しい括りの誕生です。

グローバル

一方でまた新たな動きもあります。MARCHの中で、どの大学が名実ともにリーダーとなっているかと言うとズバリ「明治大学」です。長らく対抗馬として立教大学も名乗りを上げていましたが、ここにきてその差は歴然となりました。明治・立教ダブル合格者の80%以上が明治を選択しているとのデータがあるほどです。MARCHにおいても、SMARTにおいても、明治に頭を押さえつけられている形の立教が新しい取り組みに挑戦しています。

それがRJK(R・立教、J・上智、K・慶應)です。3校とも理念や建学の精神に対するこだわりが強いと言う点で共通したカラーを持っています。また、何よりもこれら3大学は国際化への注力に関して同一歩調です。現に立教は10年程前から、1クラス8名という少数の英語授業が全学部において週3回実施されているほどです。

現状では、慶應や上智の方がブランド力に関して一歩も二歩も先を行っている事は否めませんが、「リーダーシップ教育」を国内で初めて取り入れた立教大学経営学部の取り組みが企業や高校から高く評価され、入試難易度も急上昇中です。最近では早慶上理に合格するクラスからの入学も出始めているようです。RJKが新御三家になる日が来るのかも知れませんね!!

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