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第96回 「GMARCH大研究 ①」

皆さん!こんにちは!!志望校の決定もいよいよ最終コーナーに差し掛かっているのではないでしょうか。当ブログでは第86回から第90回まで日東駒専大研究をお送りしましたが、今回からはGMARCHを特集します。今年度入試で、早慶上智並みの難易度に達したと言われるGMARCH各校は、最早私立最難関大学群と位置付けて良いと思います。
以下、医学部一発合格のコツの記事を見てみましょう。

GMARCHとは?

明治大学

GMARCHとは、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学をまとめて表すMARCHという言葉にGが付いたものです。

では、Gとは何を表すのでしょうか?

MARCHという言葉の文字がそれぞれ大学をローマ字で表した時の頭文字を表すのと同じように、GMARCHのGは、学習院大学を表しています。

なので、

GMARCHとは、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学をまとめて指す言葉ということになるのです。

GMARCHという言葉は、2005年頃から使われだしたとされています。
ただ、2007年に大学受験を行った私ですら知らなかったので、あまり浸透していないものと思います。

しかし、GMARCHという言葉が使われだしてから結構時間が立ちましたので、最近の受験生は結構知っている方も多いのではないでしょうか?
といっても、2005年以降に大学受験を経験した30歳以上の世代の人たちはほとんど知らないと思います。
なので、学生を採用する立場にある人たちの間では、GMARCHという言葉の知名度がないと思われるので、学習院大学はMARCHと同等に扱われるのかには疑問があります。

GMARCHの大学ごとの序列や順位は?

教室

GMARCHの序列や順位は偏差値的にはこのようになっています。

明治大学>立教大学>青山学院大学=中央大学=学習院大学>法政大学

GMARCHの序列では、法政大学が一歩後ろにいるという感じですね。
学習院大学は法政大学よりも偏差値が高くなっていますが、これは大学の立地が山手線目白駅を出てすぐにあるからではないでしょうか?
偏差値は人気があれば上がりますからね。
ただし、学習院大学は最近MARCHと合わせて呼ばれるようになっただけなので、ブランド力や就職力はMARCHよりも下といえるかもしれません。
一方、明治大学の偏差値はMARCHの中では群を抜いていますね。

GMARCHは就職で有利なのか?早慶や日東駒専と比べると?

GMARCHのGを表す学習院大学もとても伝統のある大学です。
しかし、現在大手企業で学生を採用する立場についている30代以上の中堅社員、そして50代の役員の世代の人たちは、MARCHという言葉は知っていてもGMARCHという言葉を知っている人はほとんどいないでしょう。
なので、やはりGMARCHのGの学習院大学はMARCHよりも劣ると考えらえる可能性が高いといえるかもしれません。

大手企業では、学生を採用するとき、時間やコストの都合上、すべての学生を面接するわけにはいきません。
また、面接をしたからといってその学生の潜在能力を100%評価することは不可能です。

そのため、大手企業の多くは学歴フィルターといってあるレベル以下の大学の学生は書類選考の段階で自動的に落とすということをしている企業も多いといわれています。
そういたときに一般的に、MARCHまではOKというラインが敷かれることが多いのです。
おそらくこのラインにGMARCHのGはまだ入れてもらえていないのではないでしょうか?
この場合、日東駒専だともちろん書類選考で落とされてしまうということになりますね。
一方、早慶だと学歴フィルターを通過することが可能です。
もちろん、企業にもよりますし、一概には決めつけることはできません。
ただ、将来の就職先の選択肢を少しでも広げるためには少しでも就職で有利な大学に進学する方がいいと思いますよ。
また、外資系企業に関しては早慶までと学歴フィルターが敷かれていて、MARCHであっても落とされるようですね。
学歴フィルターというのは書類選考だけでなく、説明会の予約の段階から存在します。
新卒の就職活動では、多くの人が同じサイトを使って説明会などを予約するのですが、そのシステムには、大学ごとに説明会の予約開始の告知を遅らせるという機能があるそうです。

つまり、まずは早慶以上の学生だけに説明会の予約開始を知らせます。
そして、ある程度予約が埋まったら次に、GMARCHの大学の学生に説明会の予約開始を知らせるということなんです。
やはり企業は少しでも優秀な可能性が高い高学歴な学生に説明会にきてほしいので、このようなシステムが実際におこなわれているのでしょう。
もちろん、どんな大学であっても素晴らしい実績さえあれば学歴フィルターを突破することは不可能ではありません。
なので、結局は自分の努力次第ということになるのではないでしょうか?
ただ、学歴自体も努力次第で良い大学に入ることは十分可能です。
なので、今頑張ってレベルの高い大学に入ることがベストなはず。
ちなみに、GMARCHの中にも序列があるので、GMARCH下位の大学と上位の大学では就職実績が変わってきます。
なので、GMARCHに行くとしてもできるだけ上位の大学に行った方が将来の選択肢は広がるのです。

GMARCHのブランドや評判は?早慶や日東駒専より上?下?

評判

GMARCHは世間一般的には十分高学歴といえるでしょう。
まず、世間一般的には、大学へ進学する人はおよそ2人に1人です。
さらに、その中でもGMARCHだと偏差値60以上になるので、大学へ進学する人の中の上位15%の人ということになります。
つまり、GMARCHに進学するということは、学歴的に日本人の中で上位7.5%に入るということなんです。
GMARCHに入っている大学ならどこにいっても、日本人ならほぼすべての人が知っているはず。
なので、GMARCHのブランドや評判はかなり高いといえますよ。
その下の日東駒専だとちょっとブランド力が下がるかなというイメージがありますね。
日東駒専は駅伝に出場している大学というイメージです。
日東駒専は、通常高学歴な大学とはあまり思われないんじゃないでしょうか?
一方、早慶だとかなりの高学歴ということになりますね。
といっても、学歴は上には上がありますから、切りがありません。
ただ、将来の可能性を最大限広げるという点では、GMARCH以上に入っておけば本人の努力次第で何とでも上に行けるのではないかと思います。

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