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第188回 <コロナ禍が受験に与える影響 中学受験編②>

コロナ対策

皆さん!こんにちは!いよいよ受験も残すところ約1カ月となり最終コーナーを迎えています。昨年の今頃はコロナのコの字も無かった訳ですからたった一年前の事とは言え隔世の感がありますね。そこで特集としてコロナ禍が受験にどのような影響を与えようとしているのかを深堀していきます!

埼玉:中堅校躍進

まずは序盤戦の振り返りとして埼玉県を見てみましょう。人気常連校である、立教新座・浦和明の星・淑徳与野・大宮開成・開智・栄東は軒並み志願者を減らしました。一方、男子であれば城北埼玉や城西川越が増加、同様に女子では大妻嵐山などの中堅校が志願者を伸ばしています。その他にも中堅校として青学浦和ルーテル・武南・星野学園・昌平・西武台新座・細田学園等も軒並み志願者を増やしています。

千葉:御三家揃って減少

市川・渋谷幕張・東邦大東邦といった最難関校はいずれもいずれも志願者減少する一方で昭和秀英・芝浦工大柏・麗澤・和洋国府大は志願者数を維持しました。志願者を増やしたのは埼玉同様に、中堅校の光栄VERITAS・千葉日大に加え男子では専大松戸と成田高校付、女子では日出学園となっております。

東京・神奈川男子ー埼玉・千葉同様の傾向

難関校の中では麻布・開成・早稲田・慶應普通部・聖光学院は前年よりも志願者を減らしています。武蔵・浅野・栄光学園は横這いと見られています。このクラスで志願者増となりそうなのは海城・駒場東邦のみになりそうです。

一方で埼玉・千葉と同様に中堅校は志願者を大きく伸ばしそうです。高輪・獨協・日大豊山・明田中野・佼成学園・宝生学園理数インター・自修館、桐蔭学園・開智日本橋・かえつ有明。工学院大附・駒込・淑徳巣鴨・多摩大目黒・日大一・日大二等は人気が高止まりしそうです。

トレンド逆張りに勝機あり!!

併願校選びの中心となる中堅校に志願者が集中している現状は各御家庭からすると中々悩ましいといえます。ここで何の要素が人気を集めているのかを改めて検証してみましょう。

ー日大系人気
日大豊山・日大一・日大二・目黒日大等々が揃って人気校となっております。私立大学受験の難化を反映し日大進学を担保したいご家庭が増えているものと推察されます。

ータワマンエリア人気
高輪・開智日本橋・かえつ有明・芝浦工大附・安田学園等々は近年タワマンの建設ラッシュに沸いた地域と重なります。新たに中学受験層にあたる層の人口流入が推測され今後も引き続き活況を呈することが想定されます。

ー神奈川は郊外人気
横浜中心部よりもサレジオ学院・桐蔭学園・森村学園・山手学院が人気を伸ばしています。

安全策をとるならば上記3大傾向の逆張りに勝機があるのではないのでしょうか!!

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