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第183回 「いよいよ共通テスト本番 PartⅡ」

英語

皆さん!こんにちは!コロナ禍に翻弄された2020年も終わりました。あっという間に今週末はいよいよ共通テスト本番です。思い起こせば導入決定前の2019年秋の騒動もコロナで一気に掻き消されてしまいましたね。結局当初の大胆な改革も頓挫した訳ですが、それでも科目別には大きな変更が実施されようとしています。ここではそれらの変更点をおさらいして参りましょう!!

最も大きな変更は「英語」

従来のセンター試験においてはご案内の通りリーディングとリスニングの配点比率は長らく4:1でした。それが共通テストではリーディング100点、リスニング100点となり配点比率は1:1になります。

4:1⇒1:1は劇的な変更と言えるでしょう。もはやリスニングが苦手では致命傷になると言っても過言ではありません。加えて共通テストでは問題数・ページ数が増加するだけでなく、出題の読み上げ回数も2回から1回へとハードルが上げられていることも併せて案内したいと思います。

加えまして実生活に則した問題が多くなることも特徴となります。これまでは試験科目としての英語と実生活が切り離されていても「知識」と「技能」で高得点は可能でしたが事態は一変したと考えるべきです。

リスニング力で大きな得点差が生じる

試行調査によるとリーディングが70点だった生徒の英語の総点数を調べたところ、リスニングは約40点から約90点と大きくなバラツキがありました。これまではリスニングの配点比率が4:1でしたので、リスニングが不得意でも得意のリーディングでスコアをカバーすることが可能だった事が改めて理解できます。しかしながらリーディングとリスニングの配点比率が1:1の共通テストにおいてはリスニングの対策を十分にしなければ致命傷に繋がりかねないことを肝に銘じる必要があるでしょう。

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