第4回 ネクステージの問題構成から大学受験英語の本質に迫る
本日は文法参考書の最高峰であるネクステージの問題構成から大学受験英語の本質に迫りたいと思います。
前回のブログでも書きましたように、ネクステージは全部で514問の構成となっており、その難易度別に①基本問題、②標準問題、③発展問題に分かれています。
その構成割合は以下の通りとなっています。
①基本問題 73問 構成比14.2%
②標準問題 405問 構成比78.8%
③発展問題 36問 構成比7.0%
繰り返しになりますが、①基本問題は中学生レベル、②標準問題は高校生レベル、③発展問題は高校生レベルを超えるレベルとなっています。
前々回のブログで、日大レベル(=センター試験突破レベル)は80%の理解率が必須であると書きましたが、これを数値で表すと514問中411問を回答する力が求められていると言い換えられます。英語に苦手意識を持っている生徒さんはこのハードルをとても高く感じる事が多いのですが、逆に読むと514問中103問も間違えて良いのです。
真面目に取り組めば一か月で到達可能な水準です。 同様にGMARCHレベルも検証してみましょう。目安は85%から90%ですので、514問中437問から463問を回答する力が求められていると解釈できます。ハードルは大分上がったようですが、これでもまだ多ければ77問、少なくても51問出来なくてもいいのです。
しかもこの中には中学生レベルの問題が73問も含まれている訳ですから深刻に捉える必要は無いのです。
最初は出来なくても心配いりません。
人間は忘れる動物です。
忘れてしまったのなら復習して思い起こせばよいのです。
小学校3年生の時に習った掛け算九九を思い返してみてください。忘れても忘れても、負けずに繰り返すことによって、誰でも掛け算九九に苦労しなくなっているではありませんか。本質はこれと全く同じです。武田塾で毎週課される確認テスト突破に向けて忘却と再生を繰り返していく事こそが第一志望突破への王道なのです。 次回は、第1章から具体的なポイントを解説しながら、ネクステージの徹底活用方法を公開していきます。