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第101回 「早慶上理 徹底研究②」

皆さん!こんにちは!!今回は永遠の定番ネタである早慶看板学部対決をきっかけとして両校の人気学部の偏差値推移を比較してみたいと思います。早稲田の社会学部が意外な躍進を遂げた一方で、両校の同じで学部に合格した場合は慶應義塾の人気の高さが浮き彫りになりました。
記事は週刊朝日からです。

⇒ 早稲田・政経と慶應・経済ならどっちに行く? 早慶の人気学部は…

学部ごとの偏差値・志願者の推移

私立大のトップの早稲田と慶應から理系まで多くの学部があるが、人気は時代と共に移り変わる。偏差値と志願者数の20年間の変化をもとにたどってみよう。

 早稲田の本部キャンパス。この20年で新しい校舎が次々に建ち、バンカラと言われたイメージはいまは昔。全体の女子の比率も増えていて、1997年度に24.8%だったのが、2017年度は37.5%に上昇している。外国人学生も増加していて、16年度には7156人と約7人に1人の割合となっている。

 ある職員はこう話す。

「20年前に学生としてキャンパスにいましたが、いまは女子学生の姿が目立ちます。様々な言語が飛び交うことも珍しくありません」

 女子や外国人を引きつけているのが、04年にできた国際教養学部だ。約2700人いる学部生のうち女子の比率は約6割にも及ぶ。外国人学生も3割超だ。駿台予備学校の偏差値で見ると64で、全体の中でも高い。入るのが難しくなったことで志願者は減っているが、人気学部であることに変わりはない。

 07年に第一文学部と夜間学部の第二文学部が改組され、新しくできたのが文化構想学部。志願者数は文学部を上回っている。

 さらに注目されているのが社会科学部だ。志願者はこの20年で4割増えた。偏差値は4ポイント上昇し62。河合塾が発表する偏差値では最難関の政治経済学部と一時同じになり、関係者の間で「大躍進」と話題になった。

 もともとは66年に政治経済、法、商などの夜間部を統合してできた夜間学部だった。98年から昼夜開講制となり、09年からは夜の授業を廃止して、昼間学部へと変わった。

 駿台教育研究所の石原賢一・進学情報事業部長は「政治経済や法に比べ合格しやすいと思われていて、多くの受験生が志願します。しかし、難易度は上がっており、昔のイメージで臨むと厳しい」。

 社学の人気は、複数の学部に合格した人の選択にも表れている。東進ハイスクールの17年のデータによると、教育と社学の両方に合格した人のうち9割超が社学に進学した。

 背景には、少子化もあって教員の採用数が減り、教育学部の人気が全国的に低下していることもある。教育学部の偏差値は10年前より4ポイント下がった。難易度が下がったことで、どうしても早稲田に行きたい人が多く受けるようになり、志願者は10年前より増えている。

 偏差値が下がった学部を見ると、人間科学部が20年前の58から56に、スポーツ科学部が10年前の56から53となった。

 慶應は近年、偏差値が全体的に上昇していた。法、文、商など早稲田より偏差値が上回る学部も目立つ。

 東進ハイスクールによると、早稲田と慶應の法学部に合格した人の94.4%が慶應に進んだ。早稲田・政経と慶應・経済でも、61.1%が慶應を選んでいる。

受験に悩むイラスト

 文系では特に法学部の人気が高い。偏差値は69で医学部に次ぐ高さだ。慶應法科大学院は昨年の司法試験に最も多く合格している。合格率でも京大、一橋、東大に次ぐ4位で、私大ではトップだ。

「人気を集めているのは法曹だけでなく、一般企業への就職が強いこともある」(石原さん)

 経済は偏差値が20年で7ポイント増えた。法学部と並ぶ看板学部だ。メガバンクや総合商社などに、卒業生が多数入っている。就職に強いと言われる慶應の中でも、とりわけ実績がある。

 経済学部と商学部は一般入試の受験科目に国語がなく、小論文がある。国立大を志望する人が併願しやすく、人気につながっている。両学部は試験日を前倒しして、国公立2次試験との間隔を空けている。大学側も「併願しやすくする狙いはあった」と認める。

 偏差値を見ると、低下が目立つのが湘南藤沢キャンパス(SFC)の2学部だ。総合政策は20年で5ポイント、環境情報は3ポイント下がった。両方とも90年に設置され、いち早く授業にインターネットを導入するなど、大学改革の先駆けとして評価された。一時は偏差値が経済学部を上回るなど“看板学部”だったが、志願者は伸び悩んでいる。

「志願者が減っているのは、立地の影響もあると思います。かつては他大学にはない学部でしたが、いまでは同じような学部もできています。アクセスを考えると、都心のほうがいいという人が出てくるのは仕方ない」(慶應広報室)

 志願者数を全体で見ると、慶應は4年ぶりの前年割れとなった。早稲田は3年連続で増やしていて、盛り返しつつある。

「30年くらい前は早稲田が強かった。そこに慶應がSFCをつくり、相乗効果でほかの学部も人気が上がった。早稲田は独自の戦略でいま大学を変えてきています。お互いに高め合っていく歴史なので、今後もどうなるかはわかりません」(同)

早稲田大学 中野キャンパス

 早慶は永遠のライバルとして、比較されてきた。その中で受験生を集めるべく、様々な改革が進んだ。今後も新たな人気学部が登場することだろう。

偏差値が下がった学部を見ると、人間科学部が20年前の58から56に、スポーツ科学部が10年前の56から53となった。

 慶應は近年、偏差値が全体的に上昇していた。法、文、商など早稲田より偏差値が上回る学部も目立つ。

 東進ハイスクールによると、早稲田と慶應の法学部に合格した人の94.4%が慶應に進んだ。早稲田・政経と慶應・経済でも、61.1%が慶應を選んでいる。

 文系では特に法学部の人気が高い。偏差値は69で医学部に次ぐ高さだ。慶應法科大学院は昨年の司法試験に最も多く合格している。合格率でも京大、一橋、東大に次ぐ4位で、私大ではトップだ。

「人気を集めているのは法曹だけでなく、一般企業への就職が強いこともある」(石原さん)

 経済は偏差値が20年で7ポイント増えた。法学部と並ぶ看板学部だ。メガバンクや総合商社などに、卒業生が多数入っている。就職に強いと言われる慶應の中でも、とりわけ実績がある。

 経済学部と商学部は一般入試の受験科目に国語がなく、小論文がある。国立大を志望する人が併願しやすく、人気につながっている。両学部は試験日を前倒しして、国公立2次試験との間隔を空けている。大学側も「併願しやすくする狙いはあった」と認める。

 偏差値を見ると、低下が目立つのが湘南藤沢キャンパス(SFC)の2学部だ。総合政策は20年で5ポイント、環境情報は3ポイント下がった。両方とも90年に設置され、いち早く授業にインターネットを導入するなど、大学改革の先駆けとして評価された。一時は偏差値が経済学部を上回るなど“看板学部”だったが、志願者は伸び悩んでいる。

「志願者が減っているのは、立地の影響もあると思います。かつては他大学にはない学部でしたが、いまでは同じような学部もできています。アクセスを考えると、都心のほうがいいという人が出てくるのは仕方ない」(慶應広報室)

 志願者数を全体で見ると、慶應は4年ぶりの前年割れとなった。早稲田は3年連続で増やしていて、盛り返しつつある。

「30年くらい前は早稲田が強かった。そこに慶應がSFCをつくり、相乗効果でほかの学部も人気が上がった。早稲田は独自の戦略でいま大学を変えてきています。お互いに高め合っていく歴史なので、今後もどうなるかはわかりません」(同)

 早慶は永遠のライバルとして、比較されてきた。その中で受験生を集めるべく、様々な改革が進んだ。今後も新たな人気学部が登場することだろう。

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