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第177回 「来年度入試の実態と展望 ⑥ GMARCH編 PartⅡ」

大学入学共通テスト

皆さん!こんにちは!!大学入試2020の最大トピックは「最後のセンター試験」であった事に異論は無いと思います。大学入試の中心に30年間君臨したセンター試験も、その歴史的な役割を終える時がやって来た訳です。この大きな転換点にきちんと向き合うために「来年度入試の実態と展望」を様々な角度から分析していきたいと思います。

立教大学 全ての学部で大学入学共通テスト導入決定

明治大学同様に全学部での大学入学共通テスト導入となりました。英語においては文学部を除いて、大学独自の試験問題を廃止し外部試験導入に踏み切りました。外部試験では最低スコアは設定されておらず、大学の個別試験実施月から2年以内の1番良いスコアを提出する事で成績照明となります。

また、web出願の際に「主体性・多様性・協働性に関する経験」の入力が求められますが、他大学同様に得点化はされません。

前年度からの大きな変更点として、自由選抜試験・社会人入試・指定校推薦入試において従来必須とされていたGTECが廃止となっています。

中央大学 対応が多岐に分かれており要注意

全学部を通じて、統一入試や一般入試では大学入学共通テストの導入は見送られましたが、一方で大学入学共通テスト利用入試併用方式、大学入学共通テスト利用入試単独方式においては、全学部において英語外部検定が利用できないとされるなどメリハリの効いた対応が目立ちます。

また大学入学共通テストにおける国語の記述問題を利用するのは、国際情報学部の大学入学共通テスト利用入試単独方式のみとなりました。それ以外の大学では利用できない見通しです。

法政大学 大学入学共通テストを評価基準として採用

大学入学共通テストの成績を最終的な評価基準として取り込むことが確認されています。また英語外部検定試験はグローバル教養学部と理工学部工学科の出願資格の一つとして認められます。

また多くの大学で新規導入される見通しのe-Portforioに関しては一般入試において対応していないことも把握しておく必要があります。

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