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第19回 偏差値アップのためには、まず授業を減らせ!!

皆さん、こんにちは!前回お知らせ致しました様に今回からは「入門英文解釈技術70」をご紹介する予定でしたが、いよいよ今週末からは新年度入りとなりましたので、急遽内容を変更し、受験生としてこの春から第一志望突破を目指す大勢の方々のために復習を兼ねて武田塾の強みを解説していきたいと思います。

まず「その壱」、授業をしない!と言う点です。

武田塾の強み

授業をしない1

授業をしない2

何かを身につけるには、”わかる・やってみる・できる”の三段階の一番上までいかなければなりません。

しかし、高校や予備校の「授業」はその一番下の「わかる」の段階までしかやってくれません。

大切なのは、「授業」ではやってくれない「やってみる」「できる」をしっかりやることです。

具体的に説明しましょう。

たとえば日本史の授業を習っただけで、日本史の用語を覚えられるでしょうか?

…難しいですよね。

授業を受けただけでは、用語や年号を覚えられません。

そのため、ノートを赤シートで隠すなどして自分で言えるか「やってみる」ことが重要です。

そして、何度も繰り返し、忘れないようにし、「できる」ようにしなければいけません。

つまり、授業を受けただけでテストをしても正解できないから、定期テスト前にみなさんは一生懸命勉強するのだと思います。

定期テスト前、ひとりで自学自習し、「暗記」する時間のことを「やってみる」「できる」の段階と思ってください。

多くの生徒は授業を受けっぱなしにし、完璧に「できる」ようにしていません。

勉強は授業ではなく、その復習である「やってみる」「できる」の段階こそ重要なのです。

いかがでしょうか?こうして改めて言われてみるとその通りだけれども、実際のわが身に置き換えて考えてみると得点に繋がっていないことを思い知らされたのではないでしょうか?
①わかる ⇒ ②やってみる ⇒ ③できる
が偏差値アップの3段論法です。上の図では①わかる、の段階までは高校や予備校の授業が連れて行ってくれることになっていますが、現実には⓪わかったつもり、なのが関の山なのかもしれませんね。厳しい言い方になりますが、授業を受動的に聞き流していただけては①わかる、ようになる事は困難です。やはり、能動的にギアを切り替えて①わかる ⇒ ②やってみる ⇒ ③できる、の3ステップを自学自習でやり切るしかないのです。

この3ステップは、当ブログ第2回で解説した「学力のメカニズム」を参照していただきたいと思います。

学力のメカニズム

理解(授業)⇒ 定着(忘却と再生)⇒ 得点

天才的な頭脳の持ち主で無い限り、テストの得点を上げるためには上記のプロセスを避けることは出来ません。理解の入口として毎年1000時間の授業があるわけですが、残念ながらここから直接得点には結びつかないのです。

人間は忘れる動物です。たった今記憶したはずの内容も明日になれば半分も残らないのです。しかし諦めてはいけません。忘れても忘れても、知識や理解の再生作業を繰り返すことにより、強固な学力の地盤を作り上げることが出来るのです。言い換えれば、受動的に授業を受けるのではなく、忘却と再生を地道に繰り返す能動的な自学自習でしか得点源となる学力定着は図れないのです。

「その授業、無意味につき」という言葉の真実は、自学自習による定着作業を伴わない授業は無意味ですよ、時間の無駄ですよ、ということなのです。

それなのに、多くの方が成績不振を解消する目的で、毎年1000時間の学校での授業に加えて補習授業を追加したり、予備校に通って夜遅くまで更に授業を受けたりすることを選択しているのです。

これでは第一志望を突破することは不可能だと断言できます。

もうお分かりいただけたと思います。第一志望突破のためには、まず授業を減らすことから着手し、全体の時間効率を定着作業に振り向ける事が鍵なのです。

次回も引き続き、武田塾の強みを再検証していきます!!

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